あいさつ回りをしている中で、よく「スカートが短い」「ズボンをはいた方がいい」と言われます。 普段、私が短いスカートをはくことがあるので、そういうイメージを持たれているのだと思います。
私は、人から何を言われても気にしない性格です。 しかし、私を応援してくださる方々が「服装で損をしている」と心配してくださるので、ズボンに変えようかと考えたこともありました。
ところが、ある時、現役の議員さんたちが私の服装を揶揄していると聞きました。 「揶揄」という言葉の意味を知った時、強い違和感を覚えたのです。色々な主観があるので一般の方がどう思うかは自由です。 しかし、市民の代表である議員が、事情も知らずに見た目だけで人を判断する。 そのことに、私は強い疑問を感じます。
実は、私がスカートをはくのには理由があります。 私はアレルギー性皮膚炎があり、ひざの裏が蒸れたり化学繊維に触れたりすると、赤く腫れ、かゆみが出てしまいます。 ひどい時には血がにじむほどで、ストッキングもはけませんでした。医師からは「蒸れないように、ひざ裏を出した方がいい」と言われ、長いズボンが難しい時期が長くありました。今は年齢とともに症状も落ち着きましたが、私にとってスカートは“おしゃれ”だけではなく、“体のための選択”でもあります。
世の中には、見えない障害やコンプレックスを抱えながら、工夫して生活している方がたくさんいます。声にコンプレックスがあって話すのが苦手な人。 髪の悩みがあって帽子をいつもかぶっている人。 目の症状を隠すために濃い色のメガネをかけている人。その人たちに、「部屋では帽子を脱げ」「夜にサングラスはおかしい」と言うでしょうか。事情を知らなければ、外見だけで判断することは、多々あります。 ただ、その事で誰かを傷つけることがあると言う事を知ってほしいのです。
今の若い方は、心が弱いと言われます。昭和の時代を生きてこられた方にしたら、理解ができないかもしれません。しかし、昭和の時代も同じようなことで笑われ、悩み傷ついた方はたくさんおられたと思います。声をあげることもできず、悔しさに涙するしかなかった方も少なくありません。
今は多様性が尊重され、ありのままに生きやすい時代に、なりつつあります。もちろん、「TPO」その場所、その時間、その状況に合わせた振る舞いや装いは必要です。そこを踏まえた上での、見た目だけで人の価値を決める社会にはしたくありません。
“外見ではなく中身や行動で判断される社会”
をつくりたいという思いを込めて、普段の服装まま選挙期間を過ごします。
皆さまが、私を応援し、日々ご指導くださっていること
その温かい親心は痛いほど伝わっております。そのお気
持ちに十分に応えられない場面もあり、本当に申し訳な
く思っております。それでも、あきれながらも見守り続け
てくださると、幸いです。
